浜松市で家づくり!デザイン以外にも考えたい家の品質
耐震・制震
耐震・制震とは、住宅の耐震性能を決める技術や仕組み、工法の総称です。この2つのほか、地震の揺れ自体を「住宅に伝えない」免震という技術もあります。
耐震は、地震の揺れに「耐える」ための工法です。筋交い入りの大力壁などで、住宅そのものの強度を高めています。制震は、地震の揺れを「吸収」する技術で、住宅の損傷や変形を防ぐのが目的です。高層階があるビルやマンションほど効果を発揮しますが、昨今は一般的な2~3階建て住宅においても採用されています。
遮熱・断熱
住宅の住み心地を決める要因に、遮熱性能と断熱性能の2種類があります。言葉が似ているため、たびたび混同されますが、これらは全く別の意味合いです。
「遮熱」は、屋内に侵入する日光の熱を遮断するのが目的です。たとえば、遮熱性能の高い窓ガラスは、光のみ通して「日光がはらむ熱」の侵入を防ぐことができます。その結果、室内温度の急上昇を防ぐ効果が期待できるのです。一方の「断熱」は文字通り、外気熱を遮断し、室内温度を一定に保つのが目的です。屋根や天井、床や基礎に施工でき、1年を通して快適な室温を保つために欠かせません。
耐久性
耐久性は「家の寿命」に直結します。近年は100年以上住める住宅として「長期優良住宅」の建築を国が推奨しており、以前に増して住宅に、耐久性が求められるようになりました。
住宅はモノである以上、何らかの要因によって必ず劣化します。屋根の雨漏り、床下のシロアリ被害などがわかりやすいでしょう。ただ、住宅の劣化を防ぐ素材や構造を採用していたり、定期的に屋根や外壁、設備などのメンテナンスを行ったりしていれば、着実に寿命は延びます。工務店やハウスメーカーを選ぶ際にも、注文住宅そのものの耐久性や、メンテナンス性についてもしっかりとチェックしておきましょう。
ハウスメーカー・工務店の選定が難しい方は、『おうちの買い方相談室 浜松店』に相談するのがおすすめです。あなたに合ったハウスメーカー・工務店をプロの視点で提案してくれます。